岡山理科大学殿にヤベオオツノジカの骨化石の薄片を納入いたしました

2019/04/16

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【概要】 ヤベオオツノジカの骨化石の薄片

【試料】 ヤベオオツノジカの骨の化石

【作製方法】 湿式法(潤滑液:オイル)、非加熱にて作製

【納入先】 岡山理科大学

【担当者からのコメント】 現生または、現生に近い化石は、通常の岩石と異なり、(1)脂を含んでいる(2)試料が動く(膨潤する)ため研磨面が定まらない(3)接着後に剥離しやすい(4)最適な厚さが試料によって異なることから難易度が高いです。具体的には、水の使用や加熱は避け、さらに、完成まで短時間で仕上げる必要があります。また、今回は、残された試料が僅かで、一回も失敗は許されないケースでした。緊張感とやりがいを感じた依頼でした。


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