2019/09/17
【納品先】北海道大学 理学研究院
【製作期間】1.5か月
【コメント】
植物等の表面の反射スペクトルを観測するための自動化装置を製作いたしました。 装置のフレームにはなるべくモーターに負荷が掛からないよう、軽量かつ高強度なアルミニウムを使用しております。
従来は観測対象を様々な角度から全て手で撮影しておりましたが、手振れの問題で手間と時間が掛かる為、学生が本来集中するべき研究の妨げとなっておりました。 しかし、今回の観測装置を利用することにより、データ収集の自動化が可能となります。
装置には2つのアームを備えており、それぞれにセンシング用のカメラと光源を搭載。それらをサーボモーターで制御することにより、対象物を様々な角度から自動で撮影いたします。
観測装置の基本設計とメカトロニクス設計は北海道大学の留学生が行い、Shisaku.comとパートナーであるJDF㈱で筐体の製作と設計のアドバイスを行いました。
今回はメカトロニクス側の設計はお客様側で考えていただきましたが、Shisaku.comではメカトロニクス設計が可能なパートナーとも組んでおります。昨今では「省力化」というキーワードが製造業でも盛んに叫ばれておりますので、Shisaku.comでもその一助になればと思っております。是非ご相談ください。
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